何もしない贅沢を。大多喜有用植物苑で過ごす週末

金曜までの慌ただしい日々が終わり、ようやく迎える週末。
家族で過ごす時間は大切にしたいけれど、ショッピングモールは人混みで疲れてしまうし、子どもにとっては誘惑も多く、気づけば出費もかさみがち。

「たまには、何もない場所でゆっくりしたい」
そんな気分になる週末は、意外と多い。

今回向かったのは、千葉県の大多喜町にある大多喜有用植物苑。
自宅のある流山からは車で約1時間半。都内からでもアクアラインを使えば、渋滞さえなければ同じくらいの距離感だ。

大多喜町は、かつての城下町として知られるエリア。歴史と自然が程よく混ざり合い、観光地としてもじわじわ注目を集めている。

まずは古民家で、ゆっくりと食事を

植物苑へ向かう前に、腹ごしらえ。立ち寄ったのは
宿と食事 ローブン大多喜町。

都内にも店舗を展開しているローブンの地方店で、古民家を改装した落ち着いた空間が印象的。木の温もりを感じる店内は、どこか時間の流れがゆっくりに感じられる。

スタッフの雰囲気も柔らかく、3歳の娘を連れていても気兼ねなく過ごせる空気感がありがたい。

週末はコースのみの提供で、前菜・スープ・メイン・デザート・ドリンクまで一通り楽しめる構成。
メインで選んだのは、名物のロールキャベツ。

ナイフを入れた瞬間にほどける柔らかさ。赤ワインベースのさらりとしたデミグラスソースが、素材の味をしっかり引き立ててくれる。重すぎず、それでいて満足感はしっかり。思わず「これはうまい」と声が漏れる。

食後のデザートまでしっかり楽しみ、心も体もゆるやかに整った状態で次の目的地へ。

香りに包まれる、静かな時間

ローブンから車で約8分。
本日のメインである大多喜有用植物苑に到着。

足を踏み入れた瞬間に感じるのは、“静けさと香り”。
テーマごとに分かれた植物エリアにはハーブや薬草が植えられており、風が吹くたびにふわっと香りが広がる。

派手なアトラクションがあるわけではない。
でも、その「何もなさ」が、むしろ心地いい。

子どもは自由に歩き回り、大人はただゆっくりと深呼吸をする。そんな過ごし方が自然とできてしまう場所だ。

園内にあるカフェも印象的で、洗練されているのにどこか素朴。
この場所が人気を集めている理由が、実際に訪れてみてよくわかる。

まさかの出来事も、いい思い出に

苑内を歩いていると、思いがけずテレビ取材の声がかかる。
なんと、めざましテレビのインタビューとのこと。

娘と一緒に簡単な質問に答えたが、果たして放送されるのか。
そんなちょっとした非日常も含めて、この日の体験はより印象に残るものになった。

「何もしない」をしに行く週末へ

都心で過ごす週末もいいけれど、少しだけ距離を置いてみると、時間の質が変わる。

買い物でも、テーマパークでもない。
ただ自然の中で過ごす時間が、思っている以上にリフレッシュになる。

忙しさに少し疲れたときは、
大多喜という選択肢を思い出してみてほしい。

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