派手な観光スポットがあるわけじゃない。
それでも、祐天寺から目黒にかけてのエリアには、気になる場所がいくつか点在している。
商店街の奥、住宅街の2階。地図をちゃんと見ないと通り過ぎてしまいそうな場所に、美味しい一杯と静かな時間があるらしい。
観光地っぽすぎず、そのちょうどよさがずっと気になっている。
KUNIMA COFFEE ― 商店街にひっそりある、シングルオリジンの小さな焙煎所
最初に寄ってみたいのが、KUNIMA COFFEE。
油面地蔵通り商店街の中にある、自家焙煎コーヒーの小さなお店だ。
シングルオリジン専門というのがまず気になる。
産地ひとつひとつの個性を大切にする焙煎所が、にぎやかな商店街の通りにひっそり佇んでいるというのが、なんともいいなと思っている。
焙煎所ならではの香りの中で、どんなコーヒーを飲めるんだろう。
産地の話を少し聞けたりしたら、それだけでも来た甲斐があるはずだ。
だから、まずここからはじめてみたい。
torse ― 住宅街の2階で、木漏れ日とネルドリップを
KUNIMA COFFEEのあと、祐天寺駅西口のほうへ少し歩いて向かってみたいのが、torse。
住宅街の2階にあるカフェで、木漮れ日が差す空間に自家製スイーツとネルドリップが揃っている。
店舗は2階にあり通りに面していない分、少しだけ日常から切り離された感じがする。
ネルドリップで丁寧に淹れたコーヒーと、自家製のスイーツ。 午後の時間をゆっくり使うのにちょうどいい場所だ。
KUNIMA COFFEEで豆と向き合うような一杯を飲んだあと、torseで今度はもう少しゆっくりした時間を過ごす。
そういう一日の流れが組めたら、素敵だと思う。
このルートで過ごしてみたい、祐天寺の一日
祐天寺から目黒にかけてのこのエリアは、どこかで名前を見かけることはあっても、ちゃんと歩いたことがない。
商店街を流しながら焙煎の香りを探して、住宅街の細い道を2階へ向かう。
特別なことは何もないかもしれないけれど、そのくらいの密度が自分にはちょうどいい。
どちらの場所も、急がなくていい一日に向いているらしい。
気が向いたときに、この記事を思い出してもらえたらうれしい。