食と自然とアートが交わる場所。KURKKU FIELDSを歩く

千葉県木更津市のKURKKU FIELDSを訪問。レストランやベーカリー、農場、アート、自然がひとつになった複合施設で、大人の休日にぴったりの過ごし方をご紹介。食を通して自然とつながる、新しいライフスタイルを体験できます。

休日になると、どこかへ出かけたくなる。

カフェを探したり、景色のいい場所へ向かったり。

でも、本当に欲しかったのは「目的地」ではなく、一日をゆっくり過ごせる場所だったのかもしれない。

千葉県木更津市にあるKURKKU FIELDSは、そんな価値観を少しだけ変えてくれる場所だ。

レストランがあり、農場があり、アートがあり、宿泊施設があり、広大な自然が広がる。

ここでは何かひとつを楽しむのではない。

一日そのものを楽しむために訪れる。

食べるを、もっと近くで感じる

KURKKU FIELDSの中心にあるのは、「食」。

敷地内で育てられた野菜。

丁寧につくられるチーズ。

薪窯で焼き上げるパンやピッツァ。

レストランで提供される料理は、素材の背景まで感じられる。

今回訪れたTHE RECORDS Dinerも、その考え方を体現する場所のひとつ。

天井高のある開放的な空間に、大きなオープンキッチン。

薪窯の炎を眺めながら料理を待つ時間まで、この場所では食事の一部になる。

派手な演出はない。

けれど、木の梁や自然光、ゆったりと配置されたテーブルが、時間の流れを少しだけ遅くしてくれる。

建築も、この場所の魅力

KURKKU FIELDSを歩いていると気づく。

建物が自然より前に出てこない。

木々の中に静かに建ち、風景の一部として存在している。

木材や土、石など自然素材を活かした建築は、北欧のファーム施設にも通じる雰囲気がある。

「映える建築」ではなく、「居続けたくなる建築」。

その違いが、この場所の空気をつくっている。

アートと自然は、意外とよく似ている

敷地内には現代アートが点在している。

作品を目的に歩いてもいいし、何気なく散策していて偶然出会うのもいい。

森の中に置かれた作品は、美術館とは違う表情を見せる。

自然の音を聞きながらアートを見る。

そんな体験は、都市ではなかなか味わえない。

何もしない時間を楽しめる場所

KURKKU FIELDSでは、次に何をしようかと急ぐ必要がない。

レストランでランチを食べる。

パンを買う。

芝生でコーヒーを飲む。

ヤギを眺める。

少し歩く。

また座る。

そんな一日が自然と成立する。

最近は予定を詰め込む休日が増えた。

でも、本当に心が満たされる休日は、何もしない時間がある日なのかもしれない。

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