高知を旅していると、たまに「ここまで来てよかった」と思える場所に出会う。
海沿いの道を走っていると、突然視界が開ける。
その先にあるのが、SEA HOUSE。
高知県芸西村の海岸に建つ、海に突き出すようなカフェレストランだ。太平洋を一望できる全面ガラス張りの空間が、この店の大きな魅力。高知龍馬空港から車で約20分、西分駅から徒歩約15分の場所にある。
景色が、料理の一部になる
SEA HOUSEに入ってまず思うのは、
「海が近い。」
ということ。

窓の向こうには、どこまでも続く太平洋。
空と海の境目が広すぎて、店内にいるのに外にいるような感覚になる。
いわゆる「絶景カフェ」という言葉だけでは、少しもったいない。
ここでは景色を見ることそのものが、食事の一部になっている。
何を食べるか、より、どこで食べるか
SEA HOUSEはパスタや洋食、カフェメニューを中心とした店。
海を眺めながら食べるなら、シーフードを使ったパスタもよく似合う。
人気メニューとして、エビとイカの明太子クリームパスタやエビとアサリのトマトクリームパスタなどが紹介されている。
でも、この店では料理だけに集中する必要はない。
食べながら、ふと窓の外を見る。
波を見る。
空を見る。
また一口食べる。
そのくらいがちょうどいい。

高知まで来たなら、少し遠回りして
SEA HOUSEは、駅前のカフェではない。
だからこそいい。
車を走らせて、海沿いを進む。
目的地が近づくにつれて、街の景色が少なくなっていく。
そして、海。
旅先では、こういう「わざわざ行く場所」が記憶に残る。
食事を終えて店を出ても、目の前にはまだ太平洋がある。
コーヒーを飲んで帰るだけでもいい。
少し長く座っていてもいい。
何もしない時間まで、旅の一部にしてくれる。
海を見ながら、旅の途中でひと休み
高知には、食べたいものがたくさんある。
カツオを食べて。
街を歩いて。
観光地を巡って。
そんな予定の途中に、SEA HOUSEを入れてみる。
予定を詰め込む旅ではなく、
海を眺めながらランチをする。
そんな時間をひとつ入れるだけで、旅のテンポが少し変わる。
東京ではなかなかできないことを、高知でする。
それだけでも、ここまで来た意味がある。