AUX BACCHANALES 八重洲店は、東京駅直結・八重洲地下街にありながら、一歩足を踏み入れるだけで空気が変わる。
革張りのソファ、真鍮の照明、クラシカルな木の家具。そして、壁を彩るフランスのポスターたち。
ここはカフェというより、まるでパリの街角にあるブラッスリーだ。
東京の中心で、少しだけ時間の流れがゆっくりになる場所がある。
目的地ではなく、「寄り道」が似合う店
東京駅は、誰かと待ち合わせる街であり、どこかへ向かう通過点でもある。
だからこそ、オーバカナル八重洲店の存在は特別だ。
急いでコーヒーを飲むのではなく、本を開き、考え事をし、ただ座っていることが心地いい。
移動の合間に立ち寄るだけなのに、不思議と気持ちが整う。
アイスコーヒー一杯にも、フランスらしさがある
今回いただいたのはアイスコーヒー。
深煎りらしいしっかりした苦味と、後味のすっきりした余韻。
派手さはない。
でも、この空間にはそれくらいがちょうどいい。
コースターまでブランドの世界観で統一され、何気ない一杯が絵になる。

アンティークキーが、物語をつくる
席札代わりに渡されるアンティーク調の鍵。
数字の刻まれた真鍮プレートと重厚感のあるデザインは、ホテルのルームキーのようでもあり、ヨーロッパの古いアパルトマンを思わせる。
こうした小さな演出が、ただ食事をする場所ではなく体験へと変えてくれる。

インテリア好きにもおすすめ
店内を見渡すと、
- 真鍮フレームの間接照明
- レザーソファ
- ダークブラウンの木材
- フランスのヴィンテージポスター
どこを切り取っても映画のワンシーンのよう。
インテリア好きなら、料理が届くまでの時間さえ楽しめる。

東京にはおしゃれなカフェが数え切れないほどある。
でも、「長く居たくなる空気」を持つ店は意外と少ない。
オーバカナル八重洲店は、その数少ない一軒。
待ち合わせの30分前。
新幹線までの1時間。
仕事終わりの一杯。
そんな余白を贅沢な時間に変えてくれる場所だった。