北海道・美瑛の丘の上に、静かに佇む小さなカフェがある。
atelier nipek(アトリエ ニペク)。

写真家・中西敏貴さんの作品を展示するカフェ&ギャラリーで、窓の向こうには雄大な十勝岳連峰が広がっている。
店内では、スペシャルティコーヒーやエスプレッソ、カフェラテ、季節のスイーツなどを楽しめる。
そして、この場所で何より印象に残るのが、その景色。
大きな窓がまるで額縁のように、美瑛の丘と山々を切り取っている。
コーヒーを飲みながら、写真を見る。
写真を見ながら、窓の外を眺める。
その繰り返しだけで、時間がゆっくり流れていく。

「nipek」はアイヌ語で「光」を意味する言葉。
写真家・中西敏貴さんは、光を強く意識した風景作品を手がけ、美瑛を撮影拠点として活動している。
だからなのか、この場所では美瑛の風景そのものが一枚の写真のように感じられる。
観光スポットを急いで巡るのではなく、少しだけ足を止める。
美瑛で、光と景色を眺める。
そのために訪れたいカフェだ。