8月15日。
埼玉スタジアムに、今季最初の赤い夜がやってきた。
2026/27明治安田J1リーグのホーム開幕戦。
浦和レッズが迎えた相手は、サンフレッチェ広島だった。
48,707人。
埼玉スタジアムを埋めたサポーターの期待は、きっと大きかった。
新しいシーズン。
新しいチーム。
そして、新しい指揮官とともに始まる浦和のこれから。
けれど、試合は思い描いていたものとは違う結末になった。
浦和は1-4で広島に敗戦。
これで開幕から2連敗となった。
それでも、ホームには赤があった
先制したのは広島。
16分、鈴木章斗にゴールを許す。
浦和は22分、南野遥海のFKから相手のオウンゴールが生まれ、同点に追いついた。
一度は追いついた。
だからこそ、ここから流れを変えられる。
そう思った時間もあった。
しかし前半終了間際に塩谷司に決められ、1-2で前半を終える。
後半も広島の勢いを止められず、セバスティアン・アレー、そして再び鈴木章斗。
終わってみれば1-4。
広島の攻撃の精度と試合運びに対して、浦和は最後まで主導権を取り戻せなかった。
ホーム開幕戦としては、厳しい結果だった。
でも、まだ2試合しか終わっていない
サッカーには、ときどき不思議なところがある。
昨日までの結果が、そのまま明日の結果になるわけではない。
開幕戦のガンバ大阪戦は3-4。
そして広島戦は1-4。
数字だけを並べれば、2試合で8失点。
決して楽観できるスタートではない。
それでも、シーズンはまだ始まったばかりだ。
新しいチームが、新しいサッカーをつくっている途中でもある。
ホーム開幕戦の夜に見えた課題を、次の試合でどう変えていくのか。
そこに、今の浦和を見る面白さがある。
次は、町田
次節は8月23日。
アウェイでFC町田ゼルビアと対戦する。
キックオフは19時30分、会場はMUFGスタジアム。
町田はここまで開幕2連勝。
つまり、浦和とは対照的なスタートを切っている。
だからこそ、面白い。
ここで勝てば、流れは変わる。
2連敗という数字を抱えたまま迎えるアウェイゲーム。
簡単な試合ではない。
でも、こういう試合で勝ったときに、チームは一気に変わることがある。
昨日の1-4をなかったことにはできない。
悔しさも、課題も、そのままでいい。
それを次のピッチに持っていけばいい。
赤いチームには、赤い時間が必要だ
シーズンは長い。
昨日の埼玉スタジアムで感じた悔しさも、きっとこの先のどこかで意味を持つ。
勝った試合だけが、シーズンをつくるわけじゃない。
負けた試合から何を持ち帰ったのか。
次の90分で、何を変えたのか。
その積み重ねが、最後にはチームの輪郭になる。
だから、次の町田戦が楽しみだ。
勝ってほしい。
いや、勝たなければならない。
そんな気持ちで迎える8月23日の夜。
まだ、始まったばかり。
浦和の2026/27シーズンは、ここからだ。