「大人になったら、好きなことだけをして生きるのは難しい。」
そんな常識を軽々と飛び越えてしまう人がいる。
野村訓市。
その肩書きをひとつに絞ることはできない。
ライターであり、インテリアデザイナーであり、クリエイティブディレクターであり、俳優であり、ラジオパーソナリティ。そして旅人でもある。
彼は「何者か」になるのではなく、「面白いと思ったことをやり続けた結果」、いくつもの肩書きを手に入れた人だ。
肩書きよりも、好奇心を信じる
野村訓市の魅力は、専門性だけではない。
旅をし、街を歩き、本を読み、人と出会い、その経験を編集する。
世界中を旅した経験は、空間づくりにも、文章にも、音楽の選曲にも自然と滲み出る。
毎週放送されるJ-WAVE『TRAVELLING WITHOUT MOVING』を聴いていると、旅とは距離ではなく視点なのだと気付かされる。
「センスがある人」は、実はよく遊んでいる
野村訓市を見ていると、センスとは才能ではなく「蓄積」なのだと思う。
町の定食屋。
路地裏のバー。
映画。
音楽。
建築。
ヴィンテージ家具。
好きなものを、何十年も飽きずに見続ける。
だから彼のアウトプットには流行ではなく「体温」がある。
POPなカルチャーと、街の匂い
東京という街を愛しながら、海外のカルチャーも同じ目線で楽しむ。
そのバランス感覚こそ、多くのクリエイターが憧れる理由なのだろう。
MOZiが思う、シティボーイの正体
シティボーイとは、おしゃれな人ではない。
新しいカフェを知っている人でもない。
好奇心を持ち続ける人。
街を歩き、誰かと話し、本を読み、音楽を聴き、美味しいコーヒーを飲む。
そんな何気ない時間を、人生の豊かさに変えられる人。
野村訓市は、その象徴のような存在だ。
情報があふれる時代だからこそ、「自分は何が好きなのか」を持っている人は強い。
野村訓市が教えてくれるのは、成功の方法ではない。
好きなものを積み重ねることが、その人だけのスタイルになるということ。
街を歩く理由が、またひとつ増えた。