子どもとどこへ遊びに行こう。
公園や動物園もいいけれど、たまには少し違った場所へ。
そんな日に訪れたのが、さいたま市大宮区にある鉄道博物館。
通称「てっぱく」。
その名前の通り、鉄道をテーマにした博物館なのだけれど、実際に行ってみると、ただ電車を見るだけの場所ではなかった。
大きな車両を間近で見たり、運転体験をしたり、ジオラマを眺めたり。
子どもはもちろん、大人も気づけば夢中になっている。
そんな一日だった。
大宮からニューシャトルに乗って
鉄道博物館へのアクセスも、子どもにとってはちょっとしたイベント。
JR大宮駅からニューシャトルに乗り、「鉄道博物館」駅へ。
駅を降りると、そこから徒歩1分ほど。
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駅から近いので、子ども連れでも移動しやすい。
そして入口に到着すると、ここからすでにテンションが上がってくる。
現在の開館時間は10:00〜17:00。
休館日は基本的に火曜日と年末年始となっている。
まず圧倒されるのは、実物の車両
館内に入って最初に感じるのが、とにかく大きいこと。

実際の鉄道車両がずらりと並ぶ「車両ステーション」。
写真で見るのとは違って、実物の車両は迫力がある。
車内に入れる車両もあり、座席に座ってみたり、運転席を覗いてみたり。
子どもにとっては、巨大な乗り物の中を探検しているような感覚なのだと思う。
そして面白いのが、子ども以上に大人が「懐かしい」と感じる車両も多いこと。
昔乗ったことのある電車。
テレビや図鑑で見た車両。
世代によって、それぞれ違った楽しみ方ができる。
「見る」だけじゃないのが、てっぱくの魅力
鉄道博物館には、実際に体験できる展示も多い。
小さな子どもでも楽しめるキッズプラザやてっぱくひろば、鉄道ジオラマ、パノラマデッキなどが用意されている。
特に子どもと一緒なら、こうした体験型の場所を組み合わせるのがおすすめ。
ずっと展示を見るだけだと、子どもはどうしても飽きてしまう。
「電車を見る」
↓
「触ってみる」
↓
「遊ぶ」
↓
「また電車を見る」
くらいのペースがちょうどいい。
大人も見入ってしまう「鉄道ジオラマ」
個人的に面白かったのが、鉄道ジオラマ。
小さな街の中を、たくさんの列車が走っていく。
ただ列車が走っているだけではなく、街の中に駅があり、人々の生活があり、時間の流れがある。
子どもは「電車が走ってる!」と楽しみ、大人はその細かさに感心する。
こういう展示を見ると、鉄道というのは単に「乗り物」ではなく、街や人の暮らしとつながっているものなのだと改めて感じる。
子どもが喜ぶ、いろいろな体験
鉄道博物館にはシミュレータなどの体験施設もある。
一部の体験は年齢制限があり、たとえばミニ運転列車は運転が小学生以上、乗車自体は年齢を問わず可能。E5シミュレータや車掌シミュレータも小学生以上が対象となっている。
小さな子どもなら、まずは展示やキッズ向け施設を中心に。
小学生くらいになれば、運転体験などを組み合わせる。
子どもの年齢によって楽しみ方が変わるのも、この博物館の面白いところだ。

お昼は「駅弁」という選択も
鉄道博物館での昼食なら、やっぱり駅弁が気になる。
館内には駅弁屋やレストランがあり、持ち込んだお弁当を決められた場所で食べることもできる。
屋外の本館屋上パノラマデッキや南館屋上トレインテラス、屋内の新幹線ラウンジなどが飲食スペースとして利用できる。
電車を眺めながら食べるお弁当。
それだけで、普通のお昼ごはんより少し特別になる。
子どもとのお出かけでは、こういう「その場所でしかできないこと」が意外と記憶に残る。
屋上から電車を眺める
館内を歩き回ったら、少し休憩。
おすすめしたいのが屋上のパノラマデッキ。
実際に走っている新幹線や在来線を眺めることができる。
展示されている電車を見るのも楽しいけれど、やっぱり実際に走っている電車は別格。
「今、新幹線きた!」
そんな声が自然に出てくる。
子どもにとっては、博物館の中だけで一日が終わらないところもいい。
入館料も比較的リーズナブル
現在の入館料は、前売りの場合で一般1,500円、小中高生500円、3歳以上の未就学児200円。
当日は一般1,600円、小中高生600円、幼児300円。
事前にオンラインで購入できるので、子ども連れならあらかじめチケットを取っておくとスムーズ。
館内はかなり広いので、全部を一度に見ようとしなくてもいい。
「今日は車両中心」
「次はシミュレータ」
というように、子どもの興味に合わせて回るくらいがちょうどいい。
子どもと行く場所だけど、大人にも面白い
鉄道博物館という名前から、「電車が好きな子どものための場所」というイメージを持っていた。
でも実際に行ってみると、少し違った。
昔の車両を見て懐かしくなったり。
鉄道の歴史を知ったり。
ジオラマの細かさに驚いたり。
実際に走る新幹線を眺めたり。
子どもと一緒に遊びながら、大人も楽しめる。
それが「てっぱく」のいいところなのだと思う。

子どもと過ごす、大宮の休日
大宮というと、駅周辺で買い物をしたり、さいたまスーパーアリーナへ行ったりするイメージもある。
でも、子どもと一緒なら鉄道博物館を目的地にするのもいい。
ニューシャトルに乗って。
実物の電車を見て。
ジオラマを眺めて。
お弁当を食べて。
屋上から新幹線を眺める。
気づけば、あっという間に夕方。
鉄道が好きな子どもならもちろん、そこまで詳しくなくても十分楽しめる。
「子どもを連れて行く場所」から、「親子で楽しめる場所」へ。
そんな印象に変わった一日だった。
大宮で少し遠出した気分になりたい休日に。
次の週末は、電車に乗って「てっぱく」へ行ってみるのもいい。
